はじめに
ECサイトの改善を進める中で、「LPを作ればもっと売れるのでは?」「商品ページとLPは何が違うの?」という疑問が生まれることがあります。
どちらも商品を販売するページですが、実は役割や設計の考え方は大きく異なります。
この違いを理解せずに制作してしまうと、
- LPなのに商品の魅力が伝わらない
- 商品ページなのに情報が多すぎる
- 広告の成果が伸びない
といった課題に繋がることがあります。
そこで今回は、「売れるLP」と「売れる商品ページ」の違いと、それぞれの役割に応じた設計の考え方をご紹介します。
1. LPと商品ページは役割が違う
まず押さえておきたいのは、LPと商品ページは「どちらが優れているか」ではなく、目的が異なるということです。
商品ページは、ユーザーが商品を比較・検討し、購入を判断するためのページです。
一方、LPは特定の商品やキャンペーンに興味を持ってもらい、購入まで導くことを目的としたページです。
つまり、
- 商品ページは「比較・検討」のためのページ
- LPは「興味喚起・購入促進」のためのページ
という違いがあります。
そのため、必要な情報や見せ方も変わってきます。
2. 売れる商品ページに必要なこと
商品ページでは、ユーザーが購入判断をするために必要な情報を、分かりやすく整理することが重要です。
例えば、
- 商品の特徴
- サイズ・仕様
- レビュー
- FAQ
- 配送・返品情報
などです。
ユーザーは、「本当に自分に合う商品なのか」を確認するために商品ページを閲覧します。
そのため、必要な情報が不足していたり、探しにくかったりすると、購入をためらう原因になります。
Point商品ページでは、商品の魅力を伝えること以上に「迷いを解消すること」が重要です。
3. 売れるLPに必要なこと
一方、LPでは商品の情報を網羅することよりも、「最後まで読み進めてもらうこと」が重要になります。
広告やSNSから訪れるユーザーは、必ずしも商品に詳しいわけではありません。
そのため、
- 課題提起
- 共感
- 商品の価値
- 導入メリット
- 購入後のイメージ
といったストーリーで構成することが効果的です。
LPで求められるのは、ユーザーの心理に合わせて「知る → 納得する → 欲しくなる → 行動する」という流れを設計することです。
よって、商品のスペックだけを並べても成果には繋がりにくいと言えます。
PointLPでは、情報量より「流れ」が重要です。
4. LPと商品ページを分けるべきケース
すべての商品にLPが必要というわけではありません。
- 広告運用を行う商品
- 新商品の販売
- 高単価商品
- 商品の特徴や世界観を伝えたい商品
- キャンペーン商品
などは、LPが向いているケースです。
一方で、定番商品や比較購入が多い商品では、商品ページを充実させる方が効果的な場合もあります。
大切なのは、販売方法や集客方法に合わせて使い分けることです。
5. Shopifyでは両方の活用が可能
Shopifyでは、商品ページだけでなく、LPテンプレートやメタフィールド、セクション機能などを活用しながら、目的に応じたページを構築できます。
例えば、広告用LPではブランドストーリーや導入事例を充実させ、商品ページではレビューや仕様を整理するといった使い分けも可能です。
「どのページを作るか」ではなく、「どのような役割を持たせるか」を考えて設計しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
商品ページとLPは、どちらも商品を販売するためのページですが、ユーザーが訪れる背景や目的が異なります。
「LPを作ったのに成果が出ない」
「商品ページを作り込んだのに広告のCVRが伸びない」
こういった問題の原因の一つが、ページの役割と設計が一致していないことです。
比較・検討を目的とした商品ページに、LPのような長いストーリーを詰め込んだり、逆に広告流入向けのLPで必要な情報が不足していたりすると、本来の役割を十分に果たせません。
だからこそ重要なのは、ユーザーがどのような経路で訪れ、どのような情報を求めているのかを考えた上でページを設計することです。
ECサイトの成果を高めるためには、ページ単体を改善するのではなく、集客から購入までの流れを踏まえて最適な役割を持たせることがカギとなります。
どちらのページを改善すべきか、あるいは新たにLPを制作すべきかは、商材や集客方法、ターゲットによって最適な答えが異なります。
弊社では、目的や課題に合わせた最適なページ設計をご提案・構築いたします。
「広告経由のCVRを改善したい」
「商品ページを見直したい」
「Shopifyで効果的なLPを制作したい」
といったお悩みがある事業者様は、ぜひお気軽にご相談ください。