はじめに
ECサイトにおいて商品ページの重要性はよく語られますが、実は売上に大きく影響するもう一つのページがあります。
それは、商品一覧ページです。
多くのユーザーは次のような行動を取ります。
- トップページや広告から流入
- コレクションページで商品を探す
- 気になる商品ページに移動
つまり、商品一覧ページは商品を見つけてもらうための入り口です。
Shopifyでは、このページが「コレクションページ」に当たります。
コレクションページの設計が不十分だと、
- 商品が埋もれる
- ユーザーが離脱する
- CVRが低下する
といった問題が起きます。
そこで本記事では、Shopifyストアで売上を伸ばすためのコレクションページ設計のポイントを解説します。
ストア運営を始めたばかりの方でも取り入れやすい内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
1. コレクションページの役割
コレクションページの役割は、商品を「探しやすくすること」です。
ユーザーは一覧ページで
- 気になる商品を見つける
- 商品を比較する
- 探す対象を絞り込む
という行動を取ります。
そのため、重要なのは商品数を増やすことではなく、商品を見つけやすくすることなのです。
この視点が欠けると、商品が埋もれる、回遊が止まる、商品ページに到達しない、といった状態になります。
2. 売れるコレクションページの基本構造
売れるサイトのコレクションページは、基本的に次の構造になっています。
① カテゴリー説明
ユーザーに
- 何の商品一覧なのか
- どんな特徴があるのか
を簡潔に伝えます。
これはSEOの観点でも重要な要素です。
② フィルター
商品数が多い場合は
- サイズ
- 価格
- カラー
- ブランド
などの項目で絞り込めるようにしましょう。
③ 商品一覧
ユーザーが最も注目する部分です。
ここで重要になるのは
- 商品カードの情報量
- 商品の並び順
です。
④ ページ下部コンテンツ
必要に応じて
- カテゴリー説明
- 購入ガイド
- FAQ
などを設置すると、SEO対策としても効果があります。
3. 商品カードの最適化
コレクションページでユーザーが最初に目にするのは商品カードです。
商品カードの設計次第でクリック率・回遊率が大きく変わります。
【商品カードで重要な情報】
- 商品画像
- 商品名
- 価格
- レビュー
- セール表示
上記の中で特に重要なのが商品画像です。
商品一覧では、1枚目の画像だけで判断されるケースがほとんど。
そのため、
- 商品が分かりやすい
- 使用イメージが伝わる
- 競合と差別化されている
などの点を押さえた画像を用意することが大切になります。
4. フィルターと並び替えの設計
商品数が多いストアでは、フィルターの使いやすさが非常に重要です。
Shopifyでは、「Search & Discovery」という外部アプリを使用することで簡単に各種フィルターを設定することが可能です。
また、絞り込みだけでなく、商品の並び替えも重要です。
商品の新入荷や入れ替わりが多いカテゴリーは「新着順」に、固定の商品が並ぶカテゴリーは「人気順(=売れ筋順)」にするなど、商品群に合わせた並び順の設定を意識しましょう。
5. 売れ筋商品を優先表示にする
すべての商品を同じように表示すると、売れ筋商品が埋もれてしまいます。
そのため、売れ筋商品や利益率の高い商品、レビューが多い商品などは優先的に表示することを心がけましょう。
例:
-
「人気」「おすすめ」ラベルを表示
場合によってはLiquidの編集が必要ですが、ぱっと見で商品が強調されるため有効です。 -
特集コレクションページを作成
Liquidを使わず管理画面上の操作のみで完結しますが、他コレクションとの導線設計が必要となります。
6. 商品数が多いストアの改善ポイント
商品数が増えると、コレクションページの最適化がさらにカギとなります。
よくある問題は
- 商品が多すぎて探しづらい
- カテゴリーが整理されていない
- フィルターが機能していない
といった点です。
改善方法としては
- コレクションを細分化する
- 人気商品コレクションを作る
- 新着商品コレクションを作る
などの整理が有効です。
まとめ
いかがでしたか?
Shopifyストアでは、商品ページだけでなく、コレクションページの設計が売上に大きく影響します。
特に重要なのは
- 商品カードの設計
- フィルターの使いやすさ
- 売れ筋商品の優先表示
- カテゴリー整理
です。
商品数が増えてきたストアほど、コレクションページの改善によって回遊率・CVR・売上を大きく改善できる可能性が高まります。
もし現在のストアで、「商品が増えてきた」「商品が埋もれている」「回遊率が低い」と感じている場合は、まずコレクションページの設計を見直してみてください。