はじめに
皆さん、こんにちは!
この記事では、Shopifyの最新アップデート情報から、中でも注目の機能をピックアップしてお届けしていきます。
今回は、2025年12月に発表された最新アップデートから厳選した3点をご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください!
※アップデート情報はShopify Changelogより引用・参照しています。
アップデート内容
Shopify Messagingでコレクションの表示オプションが拡充 《NEW!》
◆機能の概要
Shopify Massaging(メールマーケティングアプリ)で、コレクションをメールに挿入する際の表示オプションが拡充されました。
これにより、単にコレクションを載せるだけでなく、見せ方・訴求の仕方を調整しやすくなり、メール施策の表現幅が広がります。
◆本機能のメリット
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メルマガ作成の工数削減
おすすめ商品を並べる作業がコレクション連携で効率化しやすくなります。
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キャンペーン訴求の精度向上
「今見せたい商品群」をメールで整理して見せられるため、クリック率・回遊率の改善が期待できます。
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商品入れ替え運用が容易に
コレクション側の更新でメールの構成・商品群を管理しやすくなり、更新漏れリスクが軽減します。
◆活用ポイント
- メルマガ用コレクションを施策単位で作成
例:
- 新商品訴求用
- 再入荷訴求用
- ギフト需要用
- 値下げ商品用
- コレクション × 配信セグメントで”刺さるメルマガ”を作る
Shopify Massagingは配信対象(顧客セグメント)を指定することができるため、「誰に・何を見せるか」をコレクションごとに最適化するのがポイントです。
例:
- リピーター:定番人気コレクション
- 初回購入者:入門セット,レビュー高評価コレクション
- 高単価顧客:プレミアムラインコレクション
- LPとメルマガの一貫性を意識
メルマガ内に載せる商品群と遷移先のコレクションページの並び順や訴求軸が一致していないと、離脱が増える可能性が高まります。
メルマガ→コレクションページ→商品詳細 の流れを前提に、コレクション商品の並び順や先頭商品を戦略的に設計しましょう。 - 「売りたい順」ではなく「買われやすい順」で組む
ユーザーの購入意欲を高めるために、メルマガでは
- 迷わない導線
- 比較しやすい構成
- 価格帯の段階設計
引用元:Shopify Changelog "New collection options in the Shopify Messaging email editor"
AIブロック生成機能がすべてのテーマで利用可能に
◆機能の概要
テーマエディタにおけるAIブロック生成機能が、これまでは対象が限定されていましたが、今回のアップデートによりすべてのテーマで利用可能になりました。
「○○なセクションが欲しい」と指示するだけでAIがブロックを生成し、ページ構成の作成・調整を支援します。
◆本機能のメリット
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LP制作スピードが向上
キャンペーンページや特集ページを短時間で立ち上げやすくなります。
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制作リソース不足を補える
コーディング知識がない場合でも、一定品質の構成を作りやすいという強みがあります。
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改善サイクルを回しやすい
「仮説→実装→修正」のサイクルを素早く回せるため、CV率改善に直結しやすくなります。
◆活用ポイント
- AI生成する前提でページ設計を分解
AIで一気にすべてを作成するのではなく、
- ファーストビュー
- ベネフィット訴求
- ランキング/おすすめ
- レビュー
- FAQ
- AI生成=完成ではなく最適化の起点にする
AIはあくまでも”初速”を上げるツールです。
最終的には
- CTA文言
- 余白
- 表示順
- 商品の見せ方
- 計測とセットで運用
ブロックを作成して終わりではなく、クリック率やCV率の変化を見ながら改善箇所を特定する運用を行いましょう。
引用元:Shopify Changelog "AI block generation for all Theme Store themes"
SidekickでShopify Flowのワークフローが作成可能に
◆機能の概要
ShopifyのAIアシスタント「Sidekick」を使い、Shopify Flowのワークフローを作成できるようになりました。
これにより、Flowの設計に慣れていない運用者でも、実現したいことを文章で伝えることで組み立てやすくなります。
◆本機能のメリット
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自動化の導入ハードルが下がる
Flowは強力な自動化ツールですが、初期の設計が難しいケースが多く、導入できていないマーチャントも少なくありませんでした。
今後はSidekickの支援により、最初の一歩が踏み出しやすくなります。 -
人的ミス・作業工数の削減
通知やタグ付けなど、手作業で行っていた日々の運用の手間やコストを削減することができます。
◆活用ポイント
- 売上に効く自動化から着手する
例:
- 返品リスクの高い条件の注文を自動でタグ付け
- 未発送が一定時間通過したらアラート
- 例外処理の自動化が最もROIが高い
例:
- 同梱不可商品が含まれる注文
- 特定地域のみ配送条件が異なる注文
- ギフト指定注文
- Sidekickに渡す要件をあらかじめ整理する
トリガー(いつ発動させるのか)・条件(対象は何か)・アクション(何をするのか)を明確化してからSidekickに依頼することで、ワークフローの精度が向上します。
引用元:"Create Flow automations with Sidekick" Shopify Changelog
まとめ
いかがでしたか?
12月のアップデートは、Shopifyが「施策実行スピード」と「運用の再現性」を一段引き上げようとしている流れが明確です。
特にご紹介した3つは、それぞれが独立した改善ではなく、機能を組み合わせることで強力な運用基盤となります。
- メルマガ × コレクション強化 → 売る導線を”早く・正しく”作れる
- AIブロック生成 → ページ改善を短いサイクルで回せる
- Sidekick × Flow → 運用を仕組み化・標準化できる
ECにおける成果は、施策の数だけではなく、施策を回す速度・ミスの少なさ・改善の継続性で大きく差がつきます。
「販促(メルマガ)」「導線(ページ)」「運用(自動化)」の3領域をセットで整備することで、長期的な成長に繋がる強い運営体制を構築できるでしょう。
今後も皆さんのお役に立てるような有益な情報をお届けしてまいります。
ご不明な点などがございましたらお気軽にお問い合わせください!