【2025年1月】Shopify最新アップデート ピックアップ情報

はじめに

皆さん、こんにちは!
この記事では、Shopifyの最新アップデート情報から、中でも注目の機能をピックアップしてお届けしていきます。

今回は、2025年1月に発表された最新アップデートから厳選した2点をご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください!

※アップデート情報はShopify Changelogより引用・参照しています。

アップデート内容

カート追加からチェックアウト完了までログイン状態を保持させる機能が全プランで利用可能に

これまでShopify Plus限定だった本機能が、全プランおよび顧客アカウントの全バージョンで利用可能となりました。

◆有効化のための設定方法

  • Storefront APIの購入者IDにcustomerAccessTokenを追加する。
  • サーバー側のリクエスト時、Storefront APIの呼び出しに購入者のIPアドレスを含める。
  • ◆本機能のメリット

    エンドユーザーは、一度ログインをしていれば、改めてチェックアウト画面に遷移しても再度ログインすることなくスムーズに手続きを行うことができるようになります。
    購入の妨げになり得る手間や煩雑さが減少し購入手続きが迅速に進むようになるため、マーチャントにとってもカゴ落ちを軽減できるという利点があります。

    エンドユーザー

    購入までの手間が削減

    マーチャント

    カゴ落ちが軽減

    引用元:Shopify Changelog

    Flowのワークフロー実行詳細ページと検索機能が改善

    下記の機能改善により、ワークフローの実行状況の確認や問題の特定がより簡単になりました。

    ◆主な改善点

  • 結果と問題の可視化
  • これまでは、実行されたアクションが具体的にストア内でどのような動作をしたのかを詳細に把握することが困難でした。
    しかし今回の改善により、各アクションで使用されたステップデータ(注文IDやタグなど)を確認できるようになり、何がトリガーとなってどのような処理が行われたのかを把握しやすくなりました。

  • 検索機能の強化
  • ワークフロー実行の検索に関してはこれまでも改善が重ねられてきましたが、今回、任意のステップデータでワークフローの実行履歴が検索可能となりました。
    ワークフローの実行履歴から「フィルターを追加」を選択したのち「テキストを含む」を選ぶことで検索することができます。
    このステップデータは、実行時のステップデータとして利用できるフィールドであれば全て検索が可能ですが、テキストのみが対象となりますのでご注意ください。

    引用元:Shopify Changelog

    まとめ

    いかがでしたでしょうか?
    ログイン状態の保持機能が全プランのストアで利用できるようになったことで、エンドユーザーはより買い物がしやすくなり、結果としてマーチャント側のカゴ落ち対策強化へと繋がりました。
    またFlowの機能改善では、実行処理の過程がより視覚化されたことで処理が失敗した際の原因特定&問題解決が以前よりも容易になり、さらに検索機能のアップデートによってFlowの使い勝手が一段と向上しました。
    1月は大規模なアップデートは多くありませんでしたが、マーチャント側・エンドユーザー側双方にとって有用な機能改善となったのではないかと思います。

    Shopifyは毎月多岐にわたるアップデートを行っていますので、今後もストア構築・運営に役立つ情報をわかりやすくご紹介してまいります。
    ご不明な点などがございましたらお気軽にお問い合わせください!

    一覧に戻る